第15(31)回 コダイ・ウォーキング レポート


琵琶湖の花々と歴史を楽しむ

6月は雲ひとつない梅雨の晴れ間を、久しぶりに滋賀県へ行き、琵琶湖辺に満開の睡蓮・アジサイ・花しょうぶなどを楽しみながら、古代からの琵琶湖を学び、女性組は中仙道と東海道の合流点・草津本陣を訪ねる、花と歴史の楽しいウォーキングでした。


JTBパブリッシング版「花の寺社名所あるき−関西」よりコピー」


草津市立・水生植物公園みずの森
ここには約500種の水生植物が生育し、睡蓮だけで120種が咲いています、甲子園の3倍あるハスの群生地は7月下旬には満開となるでしょう、園内のロータス館ではハスと睡蓮の生態や歴史が楽しく学ぶことができました。


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睡蓮とハスの違い
ハスは英名 Lotus(flower)、ハス科の多年生で原産地はインド亜大陸とその周辺、水底の蓮根から地下茎と葉をを高々と上げて空中に花を咲かせます、古来ヒンドゥ教・仏教で神聖な花とされています。

睡蓮は英名 Water Lily、スイレン科の多年生で熱帯産と温帯産があります、葉も花も水面にあることが多く、花がハスの花に似ており、昼間だけ咲くので眠るハスとして睡蓮と呼ばれるそうです。

滋賀県立・琵琶湖博物館
湖の歴史と人との関わりを展示するとともに、湖の生息環境を再現して湖への親しみを深めてくれます。また淡水域の生物の水族館は圧巻です。


奈良時代の交通図



丸子船


丸子船とは:江戸中期に湖上で活躍した貨物船、100石積み(米俵で250俵)の船で、当時1400隻あったそうです、全長17m+舵2m・帆柱12mH


草を食べるワタカ



博物館より琵琶湖北方を見る


守山市立・もりやま芦刈園

アジサイ園の呼び名で親しまれています、西洋と日本のアジサイがそれぞれ50種類、そしてバラや花しょうぶが咲いていました。


花 火 という名のアジサイ


志那港跡と蓮海寺

志那港の跡にひっそりと佇む蓮海寺、その琵琶湖側は埋め立てられて湖岸道路が走っています。この志那の里は室町幕府時代・俳諧の祖として知られる山崎宗鑑(1465〜1553年)のでたところで、「元朝のみるものにせん不二の山」の句碑と重文の木造十像菩薩像や湖上交通を偲ぶ常夜灯が残されています。かっての港の賑わいと絶景は大きく変貌していますが、対岸に見る比叡・比良の山並みを望む風景は素晴らしいものがありました。







かっての湖岸と常夜灯、今は無住の蓮海寺



かっては一面にハスが咲いていた琵琶湖がこんな小さな池になりました、そのむこうは比良連峰


ちょっといい話:ウォーキングの最初から参加していただいている京都のSさんがこのお寺の石垣を見ながら、「ここには来たような気がする」とおしゃったのです、それは5歳の頃ご両親に連れられて大津から船で港に着き、馬車に乗って穴村のマジナイ師のところへ行き、ひたいに墨を塗ってもらったそうなんです。その後Sさんは地元の人に尋ねられたところ、やはりこの地が船着場で穴村もあったそうです。65年もまえの記憶がぴったりと当たって感慨深げなSさんをみる我々も感激したことでした。


三大神社

665年天智天皇の代に創建された神社で、平安時代藤原氏の繁栄を祈願して植えられた藤の樹が、織田信長の戦火で燃えてしまいましたが、株元から芽生えた藤が既に450年の老樹になりました、本殿前の石灯篭が重文として残っています。


1200年の時を越えて生きる藤


女性組の「草津本陣」を見る(撮影・編集:みゅうみゅうさん) ←クリックしてください

草津本陣:東海道と中山道が合流するこの本陣は他の宿より2倍あり、本陣と脇本陣が各2軒、旅篭屋が70軒以上あったそうです、なんと1861年江戸城へ皇女和宮が輿入れしたときの行列は3000人、いったいどこへ泊まったのでしょうね。

そして楽しい反省会!今回は2名の新しい参加があり、世界一周旅行にガーデニングに談論風発、ああ面白かった!



7・8月は酷暑のためお休みですが、特別番外編をするときはお知らせします。


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