第144回 12月 コダイウオーキング レポート


湖南のもみじを訪ねる


3月の「京都・嵐山付近の名所を訪ねる」を最後に、コロナウイルス禍によって長らく中断していましたウォーキングを、10月頃よりコロナも減少に向かっていましたので思い切って12月に再開することにしました、ところが11月には再びコロナが勢いを盛り返しましたので、レンタカーも大きいマイクロバスにして参加者6人の安全を図り、全員マスク着用で出発しました。

出発時には良く晴れていましたが、北へ進むほどに日本海気候が強まり近江舞子辺では曇天より小雨も降る始末でしたが、傘をさすほどではなく「教林坊」のモミジは未だ散ることもなく、みんなの称賛を浴びていました。
2006年11月にウォーキングで訪れていますが、湖南三山のモミジは時節が遅いところもあって、散り敷かれた紅葉も色落ちしてちょっと残念でしたが、こちらは晴れていましたので深秋の散策を楽しめました。

かくいう私は一週間前から膝をねん挫して杖に頼る有様で、カメラもいつものカメラは大きく重いのでサブカメラにしましたが、あちこちと動けないので、今一つ満足のいかない画像となり残念でした。


教林坊


605年(推古13)に聖徳太子が創建、別名「石の寺」と呼ばれているのは石窟内にご本尊の石仏観音が祀られていることに由来します。庭園は小堀遠州による池泉庭園で、ヨシ葺きの書院とともに安土桃山〜江戸時代前期をに作られた見事なものです。



教林坊が迎える紅葉



紅葉に包まれて



教林坊庭園 (公式ホームページよりコピー)


湖南三山・善水寺


湖南三山の一つ、奈良時代和銅年間(708〜715)に元明天皇の勅命により草創され和銅寺と号しましたが、延暦年間に伝教大師最澄が比叡山を開創のため甲賀の木材を野洲川に流すのが日照り続きで河水が足らず流せなかったので、岩根山中腹・百伝池より出てきた薬師佛を本尊として請雨祈祷を行ったところ、大雨が降って無事比叡へ財を流すことができました、のちに京都で桓武天皇が病の時、この薬師佛と池水をもって祈祷することで平癒したので、「善水寺」の寺号を賜ったそうです。(1366年再建・本尊薬師佛をはじめ多くの仏像が重要文化財)



善水寺境内



本 堂


長壽寺


聖武天皇の天平年間(729〜748)に良弁僧正(東大寺開山)によって建立、本堂と春日厨子が国宝、その他重文多数。聖武が紫香楽宮に遷都の折世継ぎの誕生を良弁に祈請させたところ、皇女の誕生となったので現在の地(東寺)に子安地蔵尊を良弁に刻ませて「長壽寺」という寺号で創建した。
本堂は天平年間に焼失したがすぐに再建しました。



長壽寺山門



ちょっと遅かった散り敷く紅葉


本 堂 (国宝)


常楽寺


こちらは紫香楽宮の西寺と呼ばれていますが、残念ながらここへは入っていません、着いたのが遅かったのと予約してなかったので、上記長壽寺と同じく村人の管理になっていてこっちは休業中になっていました。ここへは2006年11月にも行きましたから、見たい方はそちらを見てください。 「湖南三山」

かくしてコロナ禍の中のウォーキングは無事終了しました、恒例の反省会は当然省略となりなんか寂しい限りですが、皆さんの安全な帰途を祈りつつ別れました。どのお寺も平日ともあって閑散としており、護摩を焚いてお経を読むお坊さんの声が境内一杯に広がり、きれいな空気の下で光る琵琶湖を眼下にして、楽しいひと日でした。どうか往復の電車では何事もなくお帰りいただけたものと祈っておりますBye

 
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