第126(141)回 2020年1月 コダイ・ウォーキング レポート


中国古代の陶器・近代日本画名品鑑賞と新年会・カラオケ大会


今日はJR線の遅延によって始まる失敗で、私は大阪市立美術館まではたどり着きましたが、中に入る時間がなくなってしまって、何か調子がくるってしまい、山王美術館からは時間通りに楽しく過ごせましたが、全部で8名の参加があったのに、写真を撮ることを忘れて記録に残すものがありません。これは私の不注意で去年の12月のように写真を撮り直しに行くこともできませんので、唯々お詫びする以外ありません。
ともあれ2時間にわたる新年会は、中華バイキングで正に2時間食べ続けるという記録を生み出し、カラオケは3時間たっぷりと楽しんで、今年の初ウォーキング(?)は無事に終わりました。2月からは本格的なウォーキングに調子を上げてゆきたいと思っています。


山王美術館

全国11都市に20ヶ所のホテルモントレー(本社:大阪浪速区)を展開する大阪本社ホテルのグラスミア大阪・22階に「山王美術館」として、オーナーが収集した名品を年2回入れ替えて展示しています。今回は開館10周年記念展として「華麗なる日本の美展」を1月31日まで見ることができます。
ホテルは素晴らしい絨毯が敷かれて足音一つたたないホテルで値段もさほど高くなく、大阪に来られたら是非泊まってみてください。
今回は、日本伝統の狩野派(15世紀・室町時代から19世紀江戸時代)の絵画と明治時代以降の西洋に学べの流れによる西洋絵画を融合させて、新しい「日本画」を生んだ上村松園、横山大観、川合玉堂、小林古径などから東山魁夷さんまでの、大画伯の作品を一堂に見る良い機会でした。

日本画とは:
日本画という言葉は新しく、アメリカの美術研究家・フェノロサが1882(明15)年の講演のテーマ Japanese painting を翻訳した「日本画」という言葉が始まりとされています、彼は日本画の優れた特徴として、
1:写実を追わない  2:陰影がない  3:輪郭線がある  4:色調が淡白である  5:表現が簡潔である  と解説しました。

優れた日本画を眺めるとき、そこにフェノロサの指摘の適格さを感じることができるでしょう、日本画という言葉以前から日本の絵画は奈良時代から受け継がれてきた絵巻物にその特徴を見出すこともできるでしょう、それらは「やまと絵」という言葉で表現されてきました。
以前の絵画は顔料が主体でしたが現代の日本画には新しい画材も多用されて、さらに新しい「日本画」が定着しようとしています。


上村松園・松篁・淳史 三代の作品 (今回の山王美術館展の展示ではありません)


上村松園 「花がたみ」 1915年 松伯美術館蔵
(題材は謡曲「花筐(はながたみ)で、継体天皇の皇子時代に寵を受けた「照日の前」が、形見の花筐を手に都へ上り、紅葉狩りに行き逢った帝の前で舞うという内容) ウイキぺディアより



上村松篁 「額田女王」 松柏美術館蔵

(「サンデー毎日」に連載された井上靖著「額田女王」のために描かれた挿絵原画を中心に、唐風の美人画や万葉集に多く詠まれている鳥たちを題材にした花鳥画など、歴史浪漫あふれる悠久の世界)(ウイキペディアより)を楽しませてくれます



上村淳史
 「鵲」(カササギ) 松柏美術館蔵 2002年
(愛鳥家として知られ、奈良市郊外にあるアトリエ「セキレイ荘」で約260種1600羽を超える鳥を飼育して、父同様に花鳥画を描いておられます、日本鳥類保護連盟奈良研究所所長)

親子三代の略歴

上村松園 1875(明8)京都生まれ 1887(明20)年京都府画学校入学 1893年竹内栖鳳に師事 1941年芸術院会員 1948年女性初の文化勲章 1949年奈良にて逝去 74才
上村松篁 1902年 京都生まれ 1924年京都市立美術工芸学校研究科卒業 1949年京都市美術専門学校教授 1981年芸術院会員 1984年京都市名誉市民、文化勲章 1994年松柏美術館開館 2000年逝去 98才
上村淳士 1933年京都市生まれ 1959年京都市立美術大学卒業・専攻科修了・1999年より名誉教授 1994年松柏美術館館長 2002年芸術院会員 2006年京都市立学校歴史博物館館長 2013年文化功労者受賞 


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