116/131回 9月 コダイ・ウォーキング レポート


緑陰せせらぎキルティング-大阪万博公園


今年は暑さが厳しい夏でしたが皆さんはお健やかな日々だったでしょうか。中国や東北地方では大水害が起こり、大阪北部では地震が発生し、お亡くなりになった方々には深く哀悼の思いを捧げますとともに、被害に遭われた方々には早いご回復と復興を念じております。
地震の復興もできないうちに、台風21号が関西を襲って関西空港のある大阪湾東岸部に大きな被害をもたらし、今年の夏は惨々な日々となりました。

さて、そんな夏を過ごすうちにいつしか秋の到来となりましたが、まだまだ残暑が厳しいですから、やはり木陰や清らかな水が恋しいです、そのどちらも楽しめる近郊で、これからの一年間のウォーキングのオープニングといえば万博公園が代表格でしょうと、広大な公園内でいろんな展示会や自然を楽しむべく出かけましたが、公園の西半分は倒木などのために閉鎖され、園内道路には街路樹の倒木が延々と続き、大阪日本民芸館ではガラスが割れて、無人の館内へは高いことで有名な館内に無料で入ることができましたが、いやはや台風の被害の大きなことに、びっくりした次第です。


公園内にて



大阪万博の象徴:故・岡本太郎さんの「太陽の塔」の北側、当時の日本人の活力のシンボル、今も力づけてくれるようです






















「1970年大阪万博」:現在48才以下の人は知らない万博ですが、太平洋戦争で日本が敗戦した25年後に開かれ、日本の復興力を世界に示した万博には、6400万人にもの入場者があり、私は4時間並んで「月の石」を見て、初めて中国酒「紹興酒や白酒」を味わい、太陽の塔のバカでかさにド肝を抜かされた記憶が今も鮮明な記憶としてあります。(Photo:産経デジタルiZa、クラブツーリズムよりコピー)2018・11・10追記



















永久保存された青木 洋さんのアホウドリ(信天翁)2世号の架台が吹っ飛び座礁しました
青木 洋さんとアホウドリ2世号:
1971年6月13日に22才のとき大阪府石津港から、1年10ヶ月をかけて自宅の庭で製作した、全長6.3m・幅2mの手作り木造ヨット、信天翁二世号により単独で世界一周へ出航、南米最南端のホーン岬を日本人で初めてヨットで越え、1974年7月28日に3年1か月ぶりに帰港。自作ヨットによる単独航海で日本初の世界一周に成功しました。また世界一周に成功した最小のヨットの記録として、ギネスブックに掲載されました。



日本庭園・洲浜にて(どんよりした曇天で写真はさっぱり、ここより西は通行止め)



はや色づいてきた日本庭園




















国立民族学博物館と公益財団法人日本民芸館


国立民族学博物館:1977年開館、文化人類学・民族学の研究とその成果を展示公開する博物館をもつ研究所、諸民族の生活のための資料を収集・展示しています。全地球的な民族を知るうえで、一日の見学では回り切れないほどの興味深い博物館です、


アーミッシュ・キルトを訪ねて(民博企画展)

キルト(quilt)は、表地と裏地の間に薄い綿を入れ、重ねた状態で刺縫い(キルティング)したもの。日本では多色の布を縫い合わせたパッチワークキルトが主流。 布に綿をはさむ技法や、端切れを一枚布に仕立てる技法などは各地に存在し、古代エジプトですでに用いられていたとされますが、ヨーロッパの寒冷地で保温用として十字軍の遠征にも使われ、その後上流階級の女性の手芸として発展し、清教徒の移民とともにアメリカに伝わってゆきました。1800年代半ばから多人数で一枚のキルトをつくる会が開かれて女性の社交の場となりました。

今回、民博でアメリカに住むアーミッシュの人たちのキルト展が開催されましたので、これをメインテーマにウオーキングを企画してみました。

アーミッシュキルトの特徴は色のコントラストと幾何学模様にあり、結婚が近い女性は12枚のキルトを持っていることを期待され、13枚目は「ブライダルキルト」として晴れの門出に贈られるようです。

アーミッシュとは:






































彼らは各人の着る服にも規制があり、農耕と牧畜で自給自足する移民当時の生活様式を守り、風車などの発電以外に電気を使わずランプ生活を続け、自動車を使わず馬車を常用するなど、基本的に大家族主義であり一つのコミュニティは互助的な関係を保っています。

子供は16才になると、あらゆる掟から解放され、親元を離れて俗世間で暮らし、この間に酒・タバコ・ドラッグを含む快楽の生活を送り、18才の成人になるとアーミッシュとして暮らすか俗世間で暮らすかの選択が認められていますが、多くの若者がアーミッシュの暮らしに戻ってくるといわれています。

芸術的にはアーミッシュキルトと人形があり、音楽は楽器の所有も演奏も禁じられ、読書も聖書以外は禁じられ、歌は斉唱であって一曲に15分かかるものが多いが、生活リズムが早いよりも遅いことが尊ばれるからだそうです。

この生活の仕方は、日本において12000年以上続いた、縄文人の暮らしと共通したところがあると思いますが、人間の根源的な希求はこんなところにあるのかもしれません。

現代のアーミッシュはやはり外界の刺激を多く受けてしまって、かならずしも遠い時代のままに生きることがむつかしくなっているようです。(本件はウィキペデェア・その他を参考にまとめたものです)


アーミッシュキルトを楽しむ























































   

















    昔も今も楽しいキルトつくり                                  
    

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