第111(126)回 2月 コダイ・ウォーキング レポート

兵庫西部の野鳥と考古博物館


今年の2月は大変寒く、日本海側では大雪となり私もちょっぴり風邪をひいてしまいました、そんなことで寒風に逆らってのウォーキングを敬遠し、レンタカーを借りて兵庫県の西部へと出かけることになりました。当日は格別の良いお天気で、車に乗っているのが勿体ない気持ちの楽しい一日でした。


小野市・鴨池


ここは鴨やコハクチョウなど渡り鳥が来ることで有名なため池で、県立自然公園になっています。この日は一つがいのコハクチョウ以外オシドリもどっかへと飛んでいっていませんでしたが、鴨たちが良いお天気に日向ぼっこしたり水に入ったりしていました。



鴨たち(向こうは小野ゴルフ場)


何種類いるのでしょうね

昼食は共進牧場のレストラン・ミルカーズ


寒さ対策で弁当をやめて、学校給食のミルクで有名な共進牧場のレストランでおいしいランチしました

浄土寺

ここへは2013年9月に第67(82)回「播州平野に国宝を訪ねる」で行きましたが、今回初めての人もおられるので久方ぶりに阿弥陀如来を拝むことができました。

平安末~鎌倉時代に奈良の大仏殿等を再建した重源上人(1121~1206・東大寺勧進職)によって建てられたもので、浄土堂(=阿弥陀堂・国宝)、本尊として快慶作の阿弥陀三尊の巨像(像高503Cm・並びに両脇侍の観音・勢至菩薩・国宝)を安置しています。堂は1194年に上棟し、1197年に完成供養を行ったと記録されています。その他多数の重要文化財のあるお寺として有名です、その多くは奈良国立博物館にあります。





国宝・阿弥陀堂(浄土堂)



行かれる方はよいお天気なら夕方、三尊像の裏から入る夕日により、西方浄土から飛来される仏様を拝することができます


快慶作「阿弥陀三尊像」国宝 (京都・奈良文化財保護サイトよりコピー)



薬師堂(本殿)重要文化財




鐘楼より八幡神社と拝殿(右端=本殿) いづれも重要文化財



門前の高灯篭


西条古墳群と西城廃寺跡

5世紀初(古墳時代中期)の築造、以前は多くの古墳があったが宅地造成で削り取られて、前方後円墳・円墳・ホタテ貝式の3基を残すだけとなり、行者塚古墳は全長90m、西条廃寺跡は北山公園内にあり奈良時代前期の壮大な法隆寺式伽藍配置の寺院跡、いずれも国の史跡に指定。
















前方後円墳の行者塚古墳と西城廃寺跡


兵庫県考古博物館


2007年9月に播磨地方に「加古川の弥生・古墳・飛鳥時代を歩く」ウォーキングしたときに大中遺跡へ行き、その傍らで博物館の準備(10月開館)が進められていました。兵庫県は日本で一番遺跡の多いところですか、折しも開館10周年記念企画で「過去10年間の発掘研究成果」を見ることができました。


兵庫県立考古博物館



展望台より鶴林寺を望む





子供たちにもわかりよい展示がなされています



土器群の向こうは発掘調査の現場再現



但馬の王墓に飾られた水鳥型埴輪・朝来市平野池田古墳



「葬られた人の人生を表情豊かに伝えています」勝手野6号墳小野市黍田町字勝手野



前述の行者塚古墳出土の家型と円筒埴輪



縄文時代から江戸時代まで3500年の土器の変遷、手前の大甕は弥生時代


お天気がいいと談論風発、楽しい恒例の反省会

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