第110(125)回 1月 コダイ・ウォーキング レポート

奈良市の街を満喫する

     奈良は多くの古代よりの名所をかかえながら観光に毒されない、清々しいところと思っています。
     2018年の年頭のウォーキングはさまざまな奈良の街を訪ね歩きました。
    

依水園


近鉄奈良駅から徒歩の距離で江戸と明治時代に築造された池泉回遊式庭園と古代美術を展示する寧楽(なら)美術館があり、国の名勝に指定されています折しも厳寒のおかげで池は凍りつき、その上にうっすらと雪が載って、すべてが枯れ切っている中で愉しい風景となりました。



奈良県庁の東側にありますがたいへん静かなたたずまいでした



凍てついた池の向こうに東大寺大仏殿、その向こうの山は昨日山焼きを終えた三笠山



ここには茶室がたくさんありました





















     
福岡市立博物館所有(ウイキペディアより)


寧楽美術館:
ここは日本における中国印章五大コレクションの一つで、今般「寧楽美術館の印章-方寸にあふれる美-」の出版を記念して、中国印章の展示会が開かれました。


奈良の大仏さん



金堂:創建752年、その後1181・1567年に戦火によって焼失、現在の建物は1709年(江戸・元禄時代)によるもので、
高さ(46.8m)奥行き(50.5m)は同じですが間口57m)が3分の2になっています。(国宝)



銅造
廬舎那仏座像
仰ぎ見るとき自然と合掌しています(国宝)



在りし日の東塔と西塔(高さいづれも70~100m)

東塔:764年創建、1180年戦火で焼失、1227年再建、1327年落雷により焼失。
西塔:戦火で焼失後934年再建工事中に1000年にふたたび焼失、以後いづれも再建されていない。



二月堂:旧暦2月のお水取り(修二会)と節分にはあの上から袋入りの豆がまかれます(国宝)



三月堂(法華堂):
東大寺最古の建物、740~748年(天平12~20)に創建、堂内の10体の天平時代の仏さま方もともに
国宝です。ひっそりして堂内も暗いのであまり人が来ませんが、静かに自分を顧みる良き空間です。



ご本尊の不空羂索観音菩薩像と日光・月光菩薩(ウイキペディアよりコピー)



今回ご参加の皆さん



三月堂を出てきますと奈良の名物「奈良人形」「一刀彫」「墨」の店が並びます



昨日山焼きが終わったばかりの三笠山

春日原始林


春日山の原始林に踏み入って、鎌倉時代(1254年)の石仏を探しに行きました。いくら歩いても着かないのでバックするとちゃあーんとありました、登りではわからないところが下りで見つかってホッとしました。



道端に垂れるつらら



洞の石仏:立っておられるのが仏頭石、周囲に転がる岩には地蔵尊が掘られています、何もかも朽ち果てておいたわしい。



春日大社に行く外国の団体さん



浮御堂:1916(大正5)年創建、1994年修復を終えました、滋賀県の浮御堂とどっちが好きですか。


奈良町へ



奈良町:元興寺(がんごうじ)の門前町一帯をいう名前です、元興寺は奈良市内にある、南都七大寺の一つ、
蘇我馬子が6世紀末に最古の本格仏教寺院として飛鳥に建てた法興寺(現・飛鳥寺)が始まりで平城遷都によって
現在の地に元興寺として移転、中世には衰退し現在は真言律宗と華厳宗に分かれて存立しています。



旧大乗院庭園:大乗院は1087年創建の興福寺門跡寺院、15世紀半ばに銀閣寺庭園を造った世阿弥父子を招いた池泉回遊式庭園は
    南都随一と称えられました、明治の廃仏毀釈により廃寺となりましたが、庭園は残され国の名勝指定、
池の向こうに見える甍は奈良ホテル



江戸・明治に続く古い商家



中に入ってみましょう

   

奈良町の繁栄ぶりがうかがえます



大 皿(1.5mはあったでしょうか)





















                 庚申さん    おもちゃ館
                             

















昼間はよかったのですが、ついに雪のちらつく厳しい寒さの奈良が還ってきました、今日はあまり普段歩かない祟りで両足のふくらはぎに、肉離れが起こりちょっとした段差も難行苦行、でも奈良市内を満喫することができていい一日でしたが、浮御堂のあたりからカメラが不調となり、こっちのほうが痛いことです。足は2月2日には完治しましたので、元気よく寒い2月に向かいましょうBye


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