第109(124)回 12月 コダイ・ウォーキング レポート

「唐代・胡人俑」展と「ディズニー・アートの世界」展


何かとあわただしい年の暮れにウォーキングの地を探すのも行くのも、大変なんで例年通りなるべく近場で探したところ、上記の展示会がありましたので、楽しめるかなと出かけることにしました。

曇りのち雨の予報がはずれ、大変良いお天気に恵まれて中之島公園や天王寺公園の慶沢園を散策しながら展示会をまわって、最後は忘年会に、一年の憂さを捨ててきました。

打ち上げて表へ出るとどっしゃぶりの大雨!最後に天気予報は当たりましたが、我々には傘という常備品がありますから問題なし。どちらさんも良いお年をお迎えください


「唐代・胡人俑ーシルクロードを駆けた夢」展・大阪市立東洋陶磁美術館

胡人とは中央アジアのゼラフシャン川流域地方に住んでいたイラン系(ペルシア系)のオアシス潅漑農耕民族で、商業を得意とし、あまり定住にこだわらず、シルクロード周辺域で多様な経済活動を行っていました。近年の研究では、シルクロードを経済的に支配していたと言われているそうです。
ウイグル文字の祖であるソグド文字を利用し、宗教的にはゾロアスター教、のちに一部がマニ教を信奉して、東方のイラン系精神文化を中国にもたらしました。その活動範囲は東ローマ帝国から唐の長安にまで及びましたが、イスラム勢力の台頭によりイスラム化が進み、12世紀にはその民族的特色は失われました。
今回の展示では、2001年に甘粛省慶城県(陜西省西安市=昔の長安より北北西約950Km)で発見された唐時代(618-907)の穆泰(ぼくたい)墓(730年)から出土した胡人俑(こじんよう)の数々が日本で初めて紹介されます。胡人俑とは、唐時代のシルクロード文化を象徴するものの一つであるエキゾチックな風貌の胡人(ソグド人などの異民族を指す中国における名称)を表現した陶俑(副葬用の陶製人形)です。さあ胡人に会いましょう。





(先月青森へ行った折、娘の写していたカメラがスマホのi-Podであり、その画像の美しさに仰天して帰る早々私もi-Podに交換しました。今回の画像はいつもの重たいカメラを持たず、スマホで写したのですが、どうもファインダーをのぞきながら写すのとは違って戸惑いばかりでしたが、どの写真もほとんど補正は加えていませんので、ズームはできても絞りもモシャッタースピードもない、レンズの限界もあってお見苦しいところはご容赦願います)。


12月24日・日曜日・午前10時20分の中之島公園 こんな静かな公園は生まれて初めて



いうことを聞かないラクダと手綱をひく男



































美女ふたり

































男ふたり



馬と馭者

 +-

 


唐代の人々と牛たち

胡人のもたらしたもの:
胡人のエキゾチックな異国の文化は長安を中心に大いに流行し、「深目高鼻」「口ひげやあごひげ」の胡人の容貌は人目をひき、胡人の着る「胡服」は元来騎馬民族が着用した機能的なものであり、隋唐時代には革製のベルトや靴とともに、漢人の官吏の常服となり、女性も着るほどに普及、流行しました。また胡人は自国の音楽や踊り、歌舞、曲芸、幻術などの芸能をもたらし、唐文化の繁栄の一翼を担いました。


大阪市中央公会堂・1918年開館 重要文化財 車は走らない人も通らない中之島公園でした

 「ディズニー・アートの世界」展・大阪市立美術館

ウオルト・ディズニー(1901~1966年)さんは誰でも知っていて、一度はそのアニメーションを見ているでしょう。ミッキーマウスから始まったアニメは、当時CGなどなかった時代に、いろいろな工夫を凝らしてアニメ動画・映画として、数々の名作が子供や大人の人たちまで夢中にさせてくれています。会社組織はディズニー・ランド・リゾート・ディズニーシーなど今も発展途上にあります。(2016年度:売上556億ドル・純利益93億9100万ドル)


白雪姫(1937年)から去年(モアナと伝説の海)までの長編映画作品は56本に及びます、またウオルト・ディズニーはアカデミー賞の最多受賞者(25回)としても知られています。

彼の格言名言はたくさんありますが、最終的には「
夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。」

今回の展示会ではミッキーマウス(1929年)から最近の作品(2016年)までデッサンから映画になるまでの工程を見ることができます、初期の動画で画面に立体感を持たせる技術開発など圧巻です。内容はお見せできませんが、ディズニー映画を大好きな人はぜひ行ってください、1月21日までやっています。
  


























左:ウオルトディズニーさん

右:大阪市立美術館は、天王寺公園内にある美術館、当地には1914年に住友家本邸が建てられたが、後に住友家から美術館建設を目的に日本庭園「慶沢園」とともに敷地を寄贈され、1936年に旧本邸跡地に開館した。



慶沢園にて

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