第91(106)回 2月 コダイ・ウォーキング レポート


丹波龍化石と篠山のぼたん鍋を食べる会


2010年10月に50回記念宿泊ウォーキングで行きました、北陸の手取層群の中心・福井県勝山市のフクイサウルスをはじめとする化石群は、世界的な福井県立恐龍博物館(三大博物館の一つ、他はカナダ・アルバータ州:ロイヤル・ティレルと中国・四川省自貢恐龍博物館)があります。

現在の規模こそ違え丹波龍の故郷は、発見されたのが2006年8月と遅かったので、まだこれからというところですが、出土した国内5例目の新属・新種の
タンバティタニアス・アミキテイアエは国内最大級の恐龍として注目されており、これからの発掘に期待されます。

発掘現場からJRで一駅の丹波市山南町・「久下村」駅近くには「ちーたんの館」という化石をクリーニングする工房があり、化石の一部が展示されています、多くの実物は三田市にある「兵庫県立・人と自然の博物館」に収容されていますが、工房のある所は人里離れたところで交通不便ゆえ良い選択だったのでしょう。

私は兵庫県民として3回目の訪問でしたが、他の方々はものすごい田舎へ来たとびっくりされたことでしょう、ま・それもそのあとに待っている「篠山のぼたん鍋」に魅かれてのことですから、雪がちらついたりして楽しい一日でした。
(福井と中国は博物館をリンクしてありますから後ほどお楽しみください)

丹波龍の由来:
1.2006年8月、長年・生痕化石の調査を続けてこられた、丹波市在住の足立 冽さんと友人の村上 茂さんは、篠山川の名所・川代渓谷へ出かけ、篠山層群の泥岩層から1pほど突き出た物体を発見し、長さ15pほどの化石を掘り出した。

2.8月には約30pの棒状化石2本と塊状の化石1個を掘り出し、前述の「人と自然」博物館にて同定してもらったところ、恐龍の化石と確認され、9月から試掘を始める。

3.翌年9月には白亜紀前期の泥岩層(約1億1千万年前)からティタノサウルス形類の肋骨など十数点の化石が確認されたと発表された。

4.以後多くのボランテイアの協力を得ながら、今日まで発掘が続けられているが、河川敷のため春〜秋の増水期は作業ができず、進行度は遅い。

5.丹波龍の他に発掘現場から、獣脚類(ティラノサウルス類、テリジノサウルス類)、曲龍類(鎧龍類)、鳥脚類や恐龍の卵の殻など、約18000点の化石が確認されている。

6.このうち龍脚類の歯とみられる化石や、国内初の龍脚類の下あごの骨(歯骨)が発見され、今後に期待されている。





















JR加古川線の小さな無人駅と丹波市役所山南支所に続く「ちーたんの館」、煙突はパルプ工場



玄関を入ると恐龍たちが出迎えてくれます
手前のはアメリカ・ノースカロナイア州ガストニア市から来ました



現在発掘済みの化石を予想図にはめ込んであります、推定・10数mかなり大きいですね



恐龍の進化型が始祖鳥となり、現在でも哺乳類の5千数百種に比して鳥類は1万種いるそうですから、鳥は恐龍と言えますね






大陸の移動をよくご覧ください



恐龍の卵の殻が発掘されたときの新聞記事



1pにも満たない骨片のクリーニング状況です


そして篠山市へ



1609年築造・松平八代・青山家六代の篠山城・天守閣のない平山城でした、右の建物は2000年に再建の大書院



そして待望のぼたん鍋、ここは元国民宿舎の「ささやま荘」です


表紙に戻る