第82(97)回 3月 Newコダイ・ウォーキング レポート


鞍馬寺より貴船神社そして東山魁夷展


今日は今年一番のあったかい日差しで、上着を脱いでも十分でした、これからいよいよめくるめくような春が来るのでしょう。

奈良時代・770年に鑑真和上の高弟・鑑禎がこの地に草庵をむすび、その後796年に造東寺長官であった藤原伊勢人が貴布袮明神のお告げによって、伽蘭を造営して千手観音を祀ったのが鞍馬寺の始まりです。1949年まで天台宗に属していましたが、鞍馬弘教として独立しました。
ご本尊は「尊天」と称し毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるそうです。遠く二億六千万年前、海底火山の隆起による鞍馬山(高さ584m)には尊天の霊気(万物を生かし存在させてくれる宇宙生命・宇宙エネルギー)が満ちているとされています。
更に有名になったのは源義経が牛若丸時代の10才から17才まで修業を積んだ地であったことでしょう、義経公供養塔・義経道・息つぎの水等が残され、17才で奥州へ下る義経が背丈を比べた石「背比べの石」では義経が背の低い人であったことがわかります。

そこから木の根道や参道を通って貴船川へと下ると貴船神社に着きます。このお社は古く仁徳天皇の第3子のちの反正天皇の時代(406年〜)の創建、666年(白鳳時代)に社殿の建てかえの記録が残されているそうです、祭神は「淤加美神(古事記)、雨カンムリに龍(おかみ)日本書紀」水神様です。貴船神社は全国に450社あり、おかみ神社に至っては2000社を超えるその総本社で水神様の代表です。

これら京都では少ない古い歴史のある寺社をめぐり、最後はJR京都駅・伊勢丹にある美術館「えき」で開催の「東山魁夷・わが愛しのコレクション展」(希望者のみ)を鑑賞する一日でした。



鞍馬寺より貴船神社へむかう木の根道


鞍馬寺



仁王門・1911年(明44)再建 鎌倉時代・運慶の長子・湛慶作の仁王が守っています



可愛い童子のお地蔵さま



多宝塔 1959年(昭34)再建



本殿金堂 1971年(昭46)再建 三尊尊天を祀る



霊宝殿 鞍馬山の文化財(木造毘沙門天立像他、国宝24点他多数)と動植物の標本博物館



国宝 木彫毘沙門天立像(ウィキペディアをクリックしてください)











 


          
                             与謝野晶子と寛の歌碑と晶子の書斎「冬柏亭」
                                                   
   
 何となく君に待たるるここちして いでし花野の夕月夜かな    晶子

    遮那王が背くらべ石を山に見て わが心なほ明日を待つかな    寛 



魔王殿 650万年前金星より地球の霊王として降りてきて地球上の創造と破壊を司るらしいです


貴船神社


仁徳天皇の第3子・反正(はんぜい・406〜411年)のときに創建されました、言い伝えでは神武(初代・紀元前660年)天皇の母・玉依姫命が黄色い船に乗って淀川・鴨川・貴船川を遡って当地に水神を祭ったのに始まると伝えていますが史実ではないでしょう。666年(白鳳時代)に社殿の建てかえの記録が残されているそうですから、水神さまの公式な始まりの地であったことは確かです。
私の小3〜中学時代の鹿児島の田舎の小さな川にも小さな石の水神さんがあったのですが洪水でなくなってしまいました。大昔は現在奥宮と呼ばれるところが貴船神社だったのですが、1046年の洪水により社殿がなくなり現在の地に移しかえられました。



貴船川 
















                                 貴船神社入り口



本 殿



絵馬の始まりの地 旱魃には白馬。雨乞いには黒馬が朝廷より下され、
のちに木板に描いた馬の絵が奉納されたのが絵馬の始まりです



一行11人の反省会 4〜6月のプランが発表されました


表紙に戻る