第64(79)回 4月の New コダイ・ウォーキング レポート


湖北の春

4月初め琵琶湖の北から西岸を通る機会があり、有名な海津の桜並木がまだ蕾も固いことを知って、ここが満開になったらどんなすごい眺めになるだろうかと思えば、4月のウォーキングはこの桜を湖上から眺めるとともに桜のトンネルを歩くことにしましたが、とうぜん竹生島に立ち寄り、永年遠く近く眺めるだけだったこの古い歴史の島を訪れることとなりました。
桜は満開でなければ行く価値も半減しますので、市役所に問い合わせたりインターネットで開花情報を集め、14日ごろ満開になると確信し、あわててウォーキングプランを立てた結果、参加者は少なかったのですが、素晴らしい湖北の春を思う存分楽しむことができました。



湖北の春を楽しむ人々(海津大崎)


彦根城の桜


竹生島へは彦根港より船で渡りましたから、途中に彦根城がありここの桜も満開、35万石の広いお城を桜が取りまいていますが、時間がなかったので天守閣を仰ぎ見ただけとなりました。



西のお堀端にて



彦根観光港と満開の桜


竹生島


奥琵琶湖の南端に葛籠尾崎という滋賀県高月町に属する半島があり、そこと竹生島とは約2Kmの距離がありますが、水深70mの湖底に遺跡が沈んでいます。そこからは縄文早期から中世までの土器類が多量に発見され、このような遺跡は世界的にも珍しく、沈積原因はまだなぞに包まれています、この遺物は琵琶湖博物館で見ることができます。ということは古代からこの地域は湖北と湖南を水路でつなぐ重要な地であったでしょう。

738年に聖武天皇の命により、行基さんがこの島へ渡って四天王像をつくって小堂を建てたのが始まりで、その後900年には宇多法王が行幸するなど、歴史上の宰領が次々と保護を加えて発展し、現在は西国三十三か所の第30番の宝厳寺となっています。もともと神仏一体の聖地でしたが、明治の神仏分離令によって、現在の都久夫須麻神社が分かれることになりました。

現在、建築物の国宝は観音堂の唐門、都久夫須麻神社の本殿、重要文化財は五重石塔、舟廊下、観音堂がありますが、印は不注意により画像がなくなりましたのでお見せできません。



竹生島港より宝厳寺を望む



本尊・弁財天を祀る本堂








































鎌倉時代の五重石塔と350年ぶりに再建された昭和の三重塔



舟廊下(重文)外観 奥は都久夫須麻神社本殿



舟廊下:豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に使った御座船「日本丸」の船底骨組みを天井に使用しています



都久夫須麻神社本殿(国宝):1602年にに豊臣秀頼が伏見城の殿舎を移築しました、内装は豪華絢爛で
襖絵・天井画は桃山時代後期の日本画壇の中心的存在であった狩野光信の作品と伝えられていますが、
現在は一般公開されていません


海津の桜並木

「日本のさくら名所100選」の一つで、樹齢50年のソメイヨシノ600本が街道4Kmにわたって咲くさまは見事という以外にありません、海津大崎は琵琶湖八景として知られるところで、海津の岩礁は琵琶湖唯一の景勝で、毎年花見客がいろいろな方法で訪れることで有名です。ここでは別のページをスライドショウ形式でお楽しみいただきます。  海津の桜を見る


表紙に戻る