2012/11 六甲山秋色


六甲山(最高峰931m)は神戸市の西端・須磨区から宝塚市に至る東西約30Kmに及ぶ六甲山系を構成しています、1億年前に地中深く生まれた花崗岩層が100万年前頃隆起して現容となりました。

関西の人々には慣れ親しまれた山々で、日本における近代登山の発祥の地でもあり、1874(明治7)年に外国人3名によりアルピニズムに則り登られたのが始まりで、1910(明治43)年には日本初の登山クラブ・神戸徒歩会が生まれ、1924(大正13)年には六甲山の切り立った花崗岩を登るロッククライミングクラブ(RCC)が藤木九三によってつくられ、水野祥太郎(医師・大阪市大、阪大教授)・加藤文太郎などがメンバーになっていました。

最高峰付近の頂上部は平たん地で、日本初のゴルフクラブが1901(明34)年4ホールが完成し1903(明36)年9ホールとして神戸ゴルフ倶楽部が正式に発足しました、現在は18ホール(4049yd)全英オープンに初参加した宮本留吉や、日本初のプロゴルファー福井覚治を生んでいます。

摩耶山のロープウエイと六甲ケーブルカーが山上をつなぎ、土日にはこれらを連絡するバスが運行されて、冬季には人工スキー場、春から秋には高山植物園や最高峰周辺の遊園地でにぎわい、六甲山の表裏の尾根や谷からの登山や六甲全山縦走が楽しまれ、帰途には有馬温泉で湯あみを楽しむなど、瀬戸内国立公園内では最も親しまれている山系です。

私は現在ケーブルカー駅上の六甲山中腹に家があり、そこは六甲登山道「油こぶし」が通っていますので休日ともなれば登下山客でにぎわいます、山上部に着くと1929(昭和4)年開業の六甲山ホテルが当時の姿で営業しており、クラシックな部屋は狭いですが、全体の雰囲気は素晴らしく、また新館の最上階にあるレストラン「レトアール」からは瀬戸内側と北方の山々を一望にできますから、朝食・昼食に寄ってみられるのもいいでしょう。ここからケーブル山上駅や最高峰へは平日でも
バスがあり、またゆっくり歩いていくのもいいでしょう。
ちなみに平日であれば2食付で5000円くらいで泊まることもでき、またレストランを利用すれば、阪急六甲駅から無料バスを利用できます。

以下は2012年11月に高山植物園に行きましたときの画像を入れてあります。
















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