番外編 コダイ・ウォーキング レポート '12/6


奈良県吉野郡黒滝村界隈


5月下旬、さる檀家さん宅でお茶を戴いている折に、このお茶葉はいつも奈良県の黒滝村の道の駅まで買いに行き、近くのお湯に入ってくるというお話に誘われて、黒滝村を調べると奈良県の丁度ど真ん中に位置していることを知り、天川村は大峰山脈の谷々を歩く折に通っていましたが、黒滝村は知らなかったので新緑の風に誘われて200Kmの旅をしてきました。


丹生川上神社下社

下市口で吉野川を渡りR309で栃本の峠を越えて下って行くと、丹生川と黒滝川の合流点付近に大きなお社があります、ここが下社で中社は吉野山から宮滝大橋へ下った奥、上社は洞川温泉の奥の方にありますが、いずれも古代より水神を祀っていたのです。
この地は「丹生の川上」という地名で古事記などの古代歴史書に出てくるところで、下社の年に二回発行の社報によれば、天武天皇が創建した日本最古の雨乞い神社で、天平時代には雨乞いに「黒馬」止雨に「白馬」をもって祀りを行ったそうです。
私の行った前日には下社でも例大祭があり昨年の東北大震災と紀伊半島大水害よりの復興を願って京都より白馬をもってきて奉り、全国より500人を越える人々が集まったそうです。なぜ三社二も分かれているのかということはミステリィで調査中と橿原考古学研究所のお話です。



丹生川上下社(拝殿より上へ屋根つきの石段を上がったところに本殿があります)


鳳閣寺

飛鳥時代(678)に役小角が開き、895年に聖宝が中興したとされ、江戸時代の1700年代、醍醐寺三宝院に属して当山派修験道を支配する「諸国総袈裟頭」の寺として、明治5年(1872)の修験道廃止令までおおいに栄え、戦後、1951年に独立して一派を形成し真言宗鳳閣寺派の本山となりました。ここから約600m登って行ったところに聖宝上人の廟として石塔が祀られ国の重要文化財になっています。



江戸時代に再建されました



鳳閣寺廟塔



1369年完成
(重要文化財)



御廟前の道標



鳳閣寺より吉野の峰々をのぞむ(右方に蔵王堂があるのですが)


黒滝・森物語村

黒滝川に沿ってこの村はあります、ヨーロッパ山荘風の宿やバンガロー、桧をふんだんに使った「御吉野の湯」、泊まれる庄屋、吊𣘺、川の水を使ったプール、テニスコート、レストラン、民俗資料館、近くに道の駅、オートキャンプ場などがあって楽しめる所になっています。



森の物語村入口:吊橋、民俗資料館、山荘など


明治43年、吉野材木黒滝郷組合事務所として総工費8,000円をかけて建てられ、大正2年から昭和53年まで黒滝村役場庁舎として使われました。現在まで、村民の誇り、村のシンボルとして親しまれています、県指定文化財。



資料館の部屋へ入ったとたんにびっくりする樽作り職人さんの人形



昔の消火ポンプ「龍吐水」


















木こりの道具と背負子



金剛・葛城山をのぞむ


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