東北 がんばろう


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第54(69)回 4月の コダイ・ウォーキング レポート

桜と桜井の古代を訪ねる


毎年4月には桜を訪ねるウォーキングをしてきましたが、今年は寒さが長く続いたせいで桜の開花が遅く4月8日は里の桜は咲いていたものの、山奥の談山神社ではまだつぼみ堅しのありさまで残念でした、けれども天気は上々で11名も参加しての楽しいウォーキングでした。


談山神社の名桜

談山神社へは2005年4月に第2回ブッダ・ウォーキングで行きましたが、その時も8日でしたがすでに満開を終わってしまった葉桜も見える画像があります。その折はここに名桜があることは知りませんでした。
談山神社は、678年父・藤原鎌足を祈念して、唐留学から帰国した長男・定慧和尚と次男・不比等が妙楽寺として建立、1532年(室町時代)に再建、高さ17m檜皮葺き、十三重木造の仏塔としては世界唯一(重要文化財)が厳かに建っています。

名桜というのは、ここ多武峰(とうのみね)一帯にはエドヒガンサクラが自生していましたが、鼓の材料として伐採されてしまい現在は樹齢600年の薄墨桜がたった一本残っているだけとなりました。みんな古典芸能に変ってしまったわけですが、たった一本の桜が愛おしくてなりません。でも談山神社にはその他の桜が500本も咲くのですから、秋の紅葉の名所になるのは当然ですね。。



談山神社遠景



吊灯籠:一つ一つ模様が違います



十三重塔



名桜・「こつつみ」


この日は神社のお祭り「神幸祭」でした、大幟や小さなお神輿などが雅楽と一緒にここから6Km 離れたJR柳本近くの「一の鳥居」まで歩いて行くのです、途中からはお稚児さんも参加するそうです、では出発風景を見てみましょう。


神幸祭の出発





















八講桜


多武峰から桜井へと歩く途中に今井谷へ折れると、かって鎌足公のお祭り「八講祭」を司った満願寺にしだれ桜を植えたそうで、すでにお寺はないもののしだれ桜は何代目かの300年前のが八講桜として少しだけ咲いていました。



崖っぷちに立っています



明日には花開きそうな桜を愛でる


聖林寺


更に桜井の方へ歩くと、712年に妙楽寺の別院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が創建したという名高い「聖林寺」の十一面観音立像(国宝)を眼前にすることができます、かって2007年10月に第8回コダイ・ウォーキングで訪れていますが、天平時代の最高傑作の仏像を拝まないで帰ることはできず、再び訪れました。
大正時代に故・和辻哲郎氏が「古寺巡礼」の中で絶賞された観音様は、前の訪問ではまじかまで行けたのですが、現在はガラスに囲まれて、何かありがたみがなくなってしまいました。
小さな本堂に堂々とした仏像があることで、手で触れるような不心得者がいたりして、管理上やむおえないとはいえ残念なことです。

観音像は前回2007年10月のホームページをご覧ください。



聖林寺:ここまで下ると桜は満開でした


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