第32(48)回 コダイ・ウォーキング レポート


しばらく会えない古都の仏さま方と新しいめぐり逢い


タイトルのように天平時代以来の薬師寺東塔は今秋からの解体修理のために、むこう10年間見られなくなり、平城京遷都1300年を記念して同寺の玄奘三蔵院が一般公開されました。
隣の唐招提寺はブッダ・ウォーキングで2005年9月に行った折には奈良時代以来の金堂が修復中でしたが、昨秋落慶となりました。
そして、いよいよ4月から平城京の大極殿が公開されます、そして東大寺三月堂の国宝・重文の十六体の仏方と須弥段が修理のため3年間閉鎖されたのち、四体の塑像は耐震構造へ移されることになり、あの荘厳な仏の世界が少し寂しくなります。
そんなこんなで今回のプランになりましたが、なんと参加者はこれまでで最も多い15名となり、行方不明者が出る始末でしたが、携帯電話のおかげですぐ発見されました、ご本人も我々を探してどんどんと先へ進んでしまったそうです。

3月中旬に行きました青森の縄文時代のレポートをまとめなければなりませんが、近頃眼がすぐ疲れるので14インチワイドのノートパソコンでは美しい画像で見ていただくことに限界があり、今般20インチモニターを付けて、デスクトップを入手しました、2台を無線ランでつなぎハードトップを共有していますから、少しはましなホームページがより早くできるかもしれませんね。


薬師寺東塔

730年(天平2)創建の三重塔は来年より10年間かけて修復されることとなり、現在調査が始まっています、玄奘三蔵院は平城遷都1300年記念行事として来年1月5日まで公開されます、合わせて平山郁夫画伯の大唐西域の壁画を見ました。

東塔と西塔を離れたところから美しく見たいと思ってわざわざ一つ南の九条駅より歩き始めましたが、家が建て込んでいて、池の水はどんよりとしていて失敗でした。

東塔は私にとっては今生の見納めになるかもしれませんから、この塔をしっかりと目に焼けつけておきました。もっとゆっくり見たかったとのご不満の声も聞かれましたが、ウォーキングの趣旨に東塔と玄奘三蔵院に行くと書いてありましたので、ご寛恕ください。










西塔の一階内部



玄奘三蔵院への道に咲く「うすずみ桜」



法相宗始祖玄奘三蔵の頂骨が祀られています


唐招提寺

金堂が昨秋に修復なりましたので新しい御堂で御本尊の盧舎那仏と薬師仏・千手観音を拝観し、平山郁夫画伯の「シルクロード」壁画を見ました、ネパールのポカラ北方のサランゴットの展望台付近から描かれたヒマラヤの嶺々に、12年も前になる当時の思い出が湧き出てきました。

堂々と現存する天平時代最大の金堂



金堂と平城宮の東朝集殿を鑑真和上に賜った講堂


法華寺では遷都1300年行事として秘仏の国宝・千手観音立像を公開しており、まだ拝観していない人々と5年ぶりに拝みました。



東大寺の総国分寺(聖武天皇)に対する雪柳に映える総国分尼寺(光明皇后)


平城宮大極殿

朱雀門を近くで見たことがなかったので朱雀門を入り、翌月より一般公開される大極殿を外から眺めることにしました、大極殿も朱雀門と同じく古代どおりに建設されました。建設用のフェンスが取り払われていなかったので、ちょっと撮影には無理でしたが、朱雀門から望む大極殿は素晴らしいものでした。



朱雀門より望む大極殿(レンズのせいで近くに見えます



ポカポカ陽気にニコニコと記念撮影



4月には一般公開される180億円かけて復元した大極殿(これだけで一階です)


東大寺三月堂(法華堂)

5月中旬より堂内の須弥壇と国宝の仏様方を3年間かけて修理することになり、日光・月光など四体の塑像は今後免震室に移されるため、荘厳無比な一六体を一同に拝観出来る機会はなくなります。
法華堂は西暦740〜749年に創建された東大寺最古の建築物で、十二体の国宝と四体の重文の仏様方がいらっしゃいます。 






法華堂から二月堂を見る

奈良アラカルト


ちょっと早かった佐保川の桜



県庁の芝生で狂言「芝能」というそうです



酔っ払いを介抱する奈良の鹿


寺々をもっと詳しく知りたい方は「ブッダ・ウォーキング」の第5〜7回もご覧ください
好天気に恵まれて随分の長路を歩きました、たどる着いた先は「天まで上がれ」でしたが、正に天に上がるほど飲んだり食べたり、楽しい一日でした。4月は17日(土)に「山城古道と花の旅」へ行きますBye


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